ミックスオレと少年のオレ
今週のお題「お気に入りの飲み物」
どうも、まるほっけです
突然ですが、ぼくは〇〇オレという飲み物が大好きです
ミックスオレ、バナナオレ、カフェオレ、、、
甘くて、冷えているものだとお風呂上りにも最適でとてもおいしいです
ちなみに”オレ”とは「牛乳入り」を表す言葉らしいですね
はてさて話は変わりますが、
みなさんは子供のとき、自分のことをなんて呼んでいましたか?
昔は自分の名前を使っていた方が大半を占めるのではないでしょうか
成長するにつれて「私」「某」「小生」「吾輩」などに一人称は進化していきます
特に少年はそのことにとてもセンシティブであり、
少年にとって自分の呼び名の変え時は成長のターニングポイントでもあります
それはエッチな言葉を辞書で索引するときくらいドキドキするものです
そして多くのボーイズは小学校に進学するにあたって徐々に呼び名を変えていくのです。
子どもに見られたくないゆえに背伸びをして大人の真似をするものなんです
そう、もうぼくの言いたいことがわかりましたかね?
実体験をもとに話しましょう
ぼくには年下の従弟がいます
彼はコウキ(仮名)という目の大きいカワイイ系の少年で、
お風呂に一緒に入ったときに竿のビッグサイズに驚かされたことを鮮明に覚えています
彼は自分のことを「コウちゃん」と呼び、その巧みな話術でフロアを沸かせていました
「コウちゃんはね!コウちゃんはね!!」
本当におしゃべりで、それはもうマジおしゃべりでした、ガチでほんとに
時は過ぎ、コウちゃんは小学生となりました
そして事件は起きたのです
正月の集まりに現れたコウちゃんはいつものように必死におしゃべりをしているのですが、どこか違和感がありました
ぼくは疑問に思ったので、注意深く盗み聞きし、やがて気づいてしまったのです
「オレね!」「オレはね!」「オレがね!」
えぇ!!!!!(´;ω;`)
コウちゃん!!!!!(´;ω;`)
お前フルーツオレの発音で「俺」って言うなよ!!!!!!!(´;ω;`)
あの頃のコウちゃんはどこ行ったんだよ!!!!!!!!(´;ω;`)
なんでオ↑レ↓なんだよオ↓レ↑だろ!!!!!!!!!!(´;ω;`)
コウちゃん!!!!!(´;ω;`)
もう!!!!!!!!!!!(´;ω;`)
とても悲しくなりました
心で泣き叫びました
よその子とゴーヤは育つのが早いとはよく言ったもので
キッズというのは知らず知らずのうちに成長しているものなのですね
そして、そんなコウちゃんも今は大学生になりました
最近は疎遠気味で全然会えてないのですが、親戚の情報だと
まだオ↑レ↓と言っているらしいです
近々この話を世にも奇妙な物語に寄稿してみようと思いました
しかし、どうして男の子は俺に変えた際にイチゴオレと同じ発音の「オレ」になってしまうのでしょうか
たった2文字ですし、発音が難しいわけでもありません
前世のカルマか、はたまた呪縛か
恐らくアグネスチャンが「おっっっ↓か↑の上」と歌い出してしまうのと同じ原理なんだと思います
というわけで、ぼくは「オレ」と名の付く飲み物が大好きです
それではまた